総合学科の特色

●単位制の導入
 総合学科は、学年の区分を設けない(年次制)選択中心の教育課程を編成・実施するとともに、必要単位数の修得により卒業を認定するなど、単位を基準とした学習量をはかる仕組みを持った高等学校です。 
 ●選択制の導入
 本校では、1年次での基礎・基本の徹底から、各教科科目30単位分すべてを全員共通の必履修科目としました。その一方で、2・3年次で履修可能な各教科科目30単位のうち、2年次では18〜20単位、3年次では28単位を選択科目として履修できるようにしました。
 ●少人数制の導入
 多くの選択科目が設置されますので、少人数で学習する機会が多くなります。また、教科によっては、体験や技術・技能の修得を重視した実践的で社会直結の科目もあります。そうした分野では、将来の職業選択の切り札になるような「検定」や「資格取得」も可能になります。
 ●自分の時間割の導入
 普通高校では、学校側が準備した時間割の中から若干の選択科目を選び、学習します。総合学科では、興味・関心や進路実現のために勉強したい科目を自分で選び、自分の時間割を作って学習します

本校の特色

●生徒の主体的な進路選択によって、大学進学から就職まで様々な進路希望に対応する。
 総合選択科目を6系列の科目群に分け、基礎的な科目から発展的な科目へ展開することにより、多様な進路希望に合わせて選択しやすくし、多くの資格取得も可能となるよう配慮してあります。 
 
 ●情報化社会における情報教育を重視し、情報活用能力の育成を図る。
 必履修科目「情報T」を基礎とし、より実践的、発展的学習までできるよう、系列に専門科目を設置しました。
 
 ●社会の国際化に対応し、英語能力の育成を図る。
 「オーラルコミュニケーションT」「総合コミュニケーション」等を含め、英語授業の選択単数を多くし、進学だけでなく、一般的に英語能力向上の必要性を重視したものです。
 
 ●超高齢社会に対応し、福祉や介護など基礎的知識を身につけることができる。
 生活福祉系列では、福祉や介護に関する基礎的な学習から、学んだ知識や技術を生かせるような発展的な科目を設置しました。