○本校の沿革について

本校は、昭和36年に、新潟県立糸魚川商工高等学校として独立して以来、地域に根差し、地域に貢献する人材育成を目指し、長きにわたり、その伝統を築いています。

平成10年に、全日制の総合学科に改組され、校名も新潟県立糸魚川白嶺高等学校と改めました。これまでに一万四千有余名の卒業生を世に送り出し、その卒業生は、地元をはじめ、社会のあらゆる分野でご活躍されています。

○総合学科のとしての特色

２年次からは、将来の進路希望により、４系列（文理系列・工業系列・ビジネス系列・生活福祉系列）を選択し、科目群の中から興味・関心のある科目を選択し、進路学習を深めていきます。生徒は、資格取得や部活動に盛んに取り組んでいます。

○糸魚川の復興そして地域の課題解決に向けて

　糸魚川市では、平成28年12月22日に糸魚川駅北大火災が発生し、被災者のなかには本校の生徒もいました。本校では平成29年度から、高校３年間の継続した進路学習を積み重ね、総合学科の特色を活かし、これからの糸魚川の復興や活性化に貢献できる人材育成に取り組むため、「白嶺ＨＳＪ（ホップ・ステップ・ジャンプ）プラン」を作成し、魅力ある学校づくりを推進しています。

また、令和４年度から、糸魚川市の「高校魅力化推進事業」による高校魅力化コーディネーターの配置を受け、地域との協働による探究活動に取り組みます。糸魚川市を中心として、市内３高校、地元企業、関係機関と連携して、地域の課題解決という共通の目標を学び、主体的に考え、地域への貢献へとつなげることのできる人材育成への取り組みを推進していきます。

○中学生、保護者・地域の皆さんへ

　本校は上記のような特色のある取り組みを実施しています。本校で、自分の夢をはぐくみ、その実現に向けて、一緒に学びましょう。保護者・地域の皆様には、今までと変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、お願い申し上げます。