高校生平和大使

2016年 第19代 高校生平和大使に3年 渡邉未鳩さんが選ばれました。


高校生平和大使について、渡邉さんに聞きました。

−応募を決めた理由は何ですか。
  今まで海外に行くときには会話をするのも親の手を借りていました。自分一人だけですべてできたわけではありませんでした。
また昨年、中国海外派遣に行ってきて、自分でコミュニケーションを取ることが大事だと分かり、それは社会に出てからも必要だと思いました。
そこで、実際に選考会などの現場に出て、自分の力でチャンスをつかみ取りたいと思ったからです。
また生徒会長として、糸魚川白嶺高校の知名度を上げたいという気持ちもありました。

−選考会はどうでしたか。
  5人の受験者がいて、学年もバラバラでした。
内容は委員の方への3分間の自由スピーチと10分間の個人面接でした。
スピーチの内容は考えていませんでした。スピーチは4番目だったので、前の3人の話を聞きながら、自分の考えをその場でまとめました。
「きちんと人前で話せるか」「自分なりの考えをもっているか」が選考の焦点だと思っていたので、しっかりと意思を伝えようと考えました。 そして大きい声で、相手の目を見て話すことを心掛けました。
面接では8割は生徒会のことについて聞かれました。スピーチで生徒会のことについて多く話したからだと思います。 生徒会の方針や、自分の生徒会長としての公約について話しました。
それ以外には、最近のニュース(18歳選挙権)なども聞かれ、自分の考えをもっているかが問われました。
面接には昨年の平和大使の方もいらして、糸魚川地域・上越地域も巻き込んでやってくれるかと質問されました。 8月上旬に長崎研修、中旬にジュネーブに行きます。核の廃絶と平和を訴えますが、昨年は1000人の署名を集めたと聞き、今年はそれを超えたいと思いました。

−平和大使をするにあたっての抱負を聞かせてください。
  戦争が終わってから70年がたちました。そのため私の周囲には戦争を体験した人は少なくなってきています。 しかし長崎・広島には未だに身近なところに戦争体験者がいらっしゃいます。その中で自分に何ができるかと考えています。
研修を通して、たくさん話を聞き、自分の周りに伝え、後の世代に残していきたいです。